BOKUJOBメインフェア2024を見学 〜乗馬と牧場をつなげるためにできること〜
6月1日と2日に開催されたBOKUJOBメインフェア2024は、東京競馬場のフジビュースタンドで行われ、全国各地から集まった牧場業希望者で賑わいました。このフェアは、競馬の生産・育成牧場で働きたいと考える方々を主な対象にしたイベントで、参加者の年代はさまざまでした。参加者の男女比はほぼ同等の様子で、牧場への就労の関心が高いことが伺えました。また、就労を考えている人に限らず保護者の参加も可能なフェアとなっています。今回は開催にあたり、現地の見学をしてきましたのでレポートをしたいと思います。
フェア会場では、多くのブースが設けられ、参加者は各牧場の採用担当者と直接話をしていました。牧場の現状や仕事の魅力について熱心に質問する姿が多く見られました。特に、牧場での具体的な業務内容や働く上でのリアルな体験談に興味を持つ参加者が多く、担当者も丁寧に対応していました。会場は参加者と牧場関係者の熱気に溢れていました。
会場全体が熱気に包まれており、参加者の熱意が伝わってきます。牧場で働くことを真剣に考えている若者たち、未来のキャリアに対する不安を抱えながらも、前向きな姿勢でフェアに参加していました。ブースの担当者も、その熱意に応えるように真剣に対応し、充実した相談時間を提供している様子を感じ取ることができました。
BOKUJOBメインフェア2024は、牧場を希望する人にとって非常に貴重な機会となりました。フェアを見る限り、いま、牧場で働くことに対する関心が幅広い層に注目さているようです。参加者が真剣に未来を考える姿勢が印象的で、今後の牧場業界を支える人材の発掘に貢献したイベントだと感じました。参加者数も土、日ともに昨年を上回ったそうです。
乗馬を経験することで、馬に対する興味や関心が高まり、その延長線上で牧場業界への就労を考えるようになるケースも見られます。乗馬教室や乗馬クラブでの活動を通じて、馬の世話や飼育についての基礎知識を得ることは牧場での仕事に対する理解や準備となると思います。
また、乗馬クラブでの経験は牧場就労へのステップにもなるはずです。馬の扱いや世話に慣れた人材は、牧場業界においても戦力となるため、乗馬普及活動を通じて貢献できたらと改めて感じました。
株式会社アクティファーム、有限会社アロースタッド、イクタトレーニングファーム、有限会社宇治田原優駿ステーブル、栄進牧場、株式会社エクワインレーシング、株式会社 STウィンファーム、追分ファーム、岡田スタッドグループ ※Web参加、木村牧場有限会社 ※Web参加(6月2日のみ)、有限会社グランド牧場、グリーンウッド・トレーニング、株式会社サンデーヒルズ ※Web参加、有限会社下河辺牧場、有限会社社台コーポレーション、社台ファーム、ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社、大山ヒルズ、株式会社チャンピオンズファーム、有限会社千代田牧場、株式会社Tomorrow Farm、富田ステーブル(6月2日のみ)、ノーザンファーム、株式会社ノースヒルズ、株式会社ハクレイファーム、有限会社坂東牧場、有限会社ビクトリーホースランチ、有限会社ビッグレッドファーム ※Web参加、松風馬事センター、有限会社山口ステーブル ※Web参加(6月2日のみ)、株式会社吉澤ステーブル、吉澤ステーブルWEST、株式会社レイクヴィラファーム
フェアの詳細や今後のイベントについては、BOKUJOBの公式サイトをチェックしてください。
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